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Producer

「付き人」からたった5年で執行役員へ、PRを経て、デジタル広告を選んだ「将来性を読むチカラ」

現在、デジタルエージェンシーVMLのシニア・プロデューサー兼、執行役員を務める大脇香菜。そんな大脇だが、大学卒業後は著名人の「付き人」として、ファッション業界で働いていた。

そのまま歩むキャリアもあったかもしれないが、現在はデジタル広告領域で躍進中。時代を先読みしながら行動に移す大脇のエネルギーは、当人だけではなく、会社をも変化させ、前進させていくほどだ。

そんな大脇のキャリア、そして仕事にかける想いをお伝えしたい。

デジタルマーケティングのお仕事に就くまでは、どのようなご経歴だったのでしょう?

就職活動を行っていた際、周囲の学生たちが質疑応答で「残業ってどれくらいありますか?」とか「ワークライフバランスはどうなっていますか?」と聞くたびに、その温度感に不満を抱いてしまったんです。私は、もっと無我夢中で仕事が出来る環境に飛び込んでみたかったから。

そんな時、雑誌で紹介されていたとある女性に目が留まりました。その方は50代とは思えぬ輝かしいオーラを放っていて、調べると会社を経営されている。著書を読んでみると、その素晴らしい思想に引き込まれたんです。

「この人と働きたい!!」そう思って、事務所に問い合わせの電話をかけました。

ですが、飛び込みの大学生がすぐに雇ってもらえる訳もなく…。そこでお手紙を書いて、履歴書を持って、当時大阪の大学に通っていたのですが、東京に会いに行ったんですよね。少しお時間をいただいてお話しました。熱意が伝わったのか、後日ご一緒させて頂くチャンスをいただけたんです。

何か手に職がある訳ではありませんでしたが、できることは何でもしました。次第に彼女の仕事であるファッションのPRをお手伝いさせていただけるように。最終的には、様々な海外のブランドを担当させていただくことになりました。

そこからどうしてデジタル領域に?

雑誌を中心としたファッションのPRに関わるうちに、「これからのPRはもっと、デジタル領域に移行していく」と強く感じました。そしてファッションのPRでは“ブランドらしさ”を届ける、ということが中心でしたが、もう一歩踏み込んだブランドと生活者のコミュニケーションを設計していかなければいけない時代になっていくのは明白でした。

そこでマーケティング企業に転職。200名を超える組織の中で、デジタルコミュニケーションやCRM(顧客関係管理)を中心にゼロから学び始めました。夢中で働いているうちに次第に大きなクライアントを任せていただけるようになって。オンライン上で顧客の動向を観測しながら施策を打っていくというのは、ファッションのPR時代には経験できなかった、新しい視点でした。

ただ、細かなCRMの仕事に特化していくうちに、マーケティングの大きな枠組みを設計することからは遠ざかってしまいました。

私は、戦略的にファンを獲得して、さらにコミュニケーションし、細やかなフォローもする。そういった、これまで経験したあらゆるポイントを繋ぐ仕事がしたかったんです。

そこで巡り合ったのが、2013年に立ち上がったVMLというデジタルエージェンシーです。当時はまだ社長含め3人しかいませんでしたが、これから絶対に盛り上がるであろう業界で、しかも私のやりたい事と会社のビジョンが合致していました。

「ここなら、枠を超えた仕事が出来る!」そう思って2013年の7月、入社させていただくことになったんです。

VMLはこれからルールを作っていこう、というフェーズで自由度が高く、枠組みを超えた仕事が出来るんです。ただ、日本のオフィスはまだ少人数ですが、実は世界17カ国に展開している外資系企業。世界中のメンバーと、国という枠を超えてお仕事が出来るかもしれない…ということも、入社時に感じた大きな魅力でした。

VMLでのお仕事は?

私はプロデューサーとして働いていますが、特にブランドコミュニケーション戦略を設計する役割です。でも入社約1年後には執行役員のポジションも頂き、採用活動などの人事面や、会社の経営面にもコミットしています。実際のところ、まだ設立3年、社員数10名程の小さな組織だから、とにかく何でも「言ったもん勝ち」「やったもん勝ち」状態なんですよね(笑)。男性7名、女性3名。私はその中で最年少の女性社員ですが、そんなの全然関係ないです。

デジタル領域は歴史が浅くてフラットな業界だから、特に男女関係なく仕事が出来るのかもしれません。

ただ、成功事例も失敗事例も自分たちが作っていくことになるぶん、もちろんリスクはあります。でも、何が正解か、業界の変動を目の当たりにしながら経験値を上げられるところも、この仕事が楽しい一つの理由ですよね。

同業他社の中で、VMLはどんな存在だと思われますか?

従来のWeb制作会社や広告代理店には属さない、新しいデジタルコミュニケーションに特化したスタートアップのような存在のように捉えられていることが多いんです。だから私たちに仕事を依頼してくださるクライアントからは「なんだかよくわからないけど、新しいヤツらに一つ託してみるか…」という期待と不安が、ビシビシと伝わってきます(笑)。

そこでクライアントと一緒になって、ブランドを再定義したり、アウトプットの反応が悪ければ途中で戦略を大幅に切り替えたり…。あらゆるコミュニケーションをその場で提案し、すぐに実行することもあります。

そうして一緒にお仕事をさせていただいたお客様から、また新たなお客様を紹介して頂くことが多くて。これはとっても嬉しいことですよね。

「ここなら安心して任せられるよ」と、太鼓判を押していただくような感じ。その期待は裏切れないです。

また、最近はインターネットだけに収まらず、実店舗を巻き込んだような施策を手がける機会も増えてきました。そんな時はこっそりお店に覗きに行って、店舗のスタッフさんが新しい戦略を実行している場面をチェックして喜んだりしています(笑)。デジタルの仕事をする人間にとって、現場のリアリティーを肌で感じることは、とても重要だなと思っています。

特にやりがいを感じるのは、どのような場面でしょう?

会社経営も面白いですが、やっぱり一番面白いのは、新しいことを取り入れながら日々進んでいく、デジタルコミュニケーションの現場です。これからもテクノロジーを上手に取り入れた方法で、新しいサービスや価値観をどんどん創り上げていきたいですね。もちろんそこで生み出したいのは、人と人とのコミュニケーションです。

人事面もされているとのことですが、VMLではどんな採用基準があるのですか?

一番大事にしているのは「人の気持ちがわかる人」ということ。デジタル領域であっても、人と人とのコミュニケーションを設計するお仕事だと考えているからです。

社内を見渡すと、Web制作や、デジタルマーケティング職を経てVMLにジョインする人がいる一方で、演劇業界やイベント業界など、様々なバックグラウンドを持った仲間も増えて来ています。

一概に言えませんが、バックグラウンドが豊かな人って、新しいことや、新しい仕組みを受け入れられる柔軟性に長けているんですよね。VMLはすぐにルールが変わります。無駄なことはどんどんやめるし、良いものはすぐに取り入れる。そんな社風だから、とにかく前向きな人でなければ少し辛いのではないかとも思います。VMLで働く仲間が歩んで来たキャリアは多種多様ですが、ものすごくポジティブな人間ばかりが集まっているんですよね。

「外資系のデジタルエージェンシー」という言葉のイメージで来られた方にとっては、ビックリするくらい人間臭くて、泥臭いかもしれないですけど(笑)。

これからの展望は?

今あるお仕事以上に、5年後、10年後はデジタルマーケティングの担う役割は大きくなります。必ずです。まだまだ少人数の小さな会社ですが、新しく入る仲間には「10年後必ず必要とされる人材になれます!」と伝えているし、本気でそう思っています。